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高圧乳化機の代わりとなる、唯一のインラインミキサー

262件の実績(2017年7月現在)

化学工場でも食品工場でも、混ざりにくい性質のものをいかに混ぜて一体化するかが、商品化や大量生産のポイントと
なります。
ごく少量の液さえ乳化させれば済むテーブルテスト段階であれば、高圧をかけたり、熱をかけたり、薬品を加えたりすれば
済みますが、本格的に生産ラインに乗せようとすると、非常に高価な装置が必要になり、それでもごく少量しか生産できない、
という問題が発生します。

混ざりにくいものの代表格が、「油」と「水」です。これらを一体化するのが「乳化」です。
樹脂を作るにしても、マヨネーズやドレッシングを作るにしても、乳化工程が極めて重要です。
乳化させるためには乳化機を使いますが、そのメカニズムは複雑で、攪拌羽根を高速で回転させたり、高圧で流体同士を
衝突させたりするため、バッチ処理に限定されたり、極めて少量しか処理できなかったり、機器の購入費用・メンテナンス
費用が非常に高額であるなどの欠点を抱えています。

OHRミキサーによる乳化の実例

OHRミキサーは、適切な能力のポンプと組み合わせるだけ。使用圧力は0.4MPaと極低圧。

グラフOHRミキサーは、従来の乳化機の1/100の低圧で、
それと同等か、あるいは上回る性能を発揮します。
たとえば、軽油と水を、わずか0.3MPaでOHRミキサーに
1回通すだけで、乳化剤という化学薬品を添加せずに、
2~3ミクロンにまで一瞬で砕いて乳化させます。

まず、ホモミキサー(機械式回転せん断方式の乳化機)と
比較されたデータをご覧ください。
右上のグラフは、目標粒子サイズが5μmの乳化テスト結果で、
右下のグラフは、目標粒子サイズが20μmの乳化テスト結果です。
(この現場では、粒子サイズの異なる数種の乳化液を製造している)

赤色の線が、OHRミキサーの粒子サイズ分布です。
この時は、OHRミキサーにポンプ圧0.4MPaで3回通しました。
OHRミキサーの方が、 比較対象のホモミキサーより
粒子サイズが小さく、シャープで切り立った曲線になっています。

緑色の線が、ホモミキサーの粒子サイズ分布です。
OHRミキサーと比べて、粒子サイズは大きく、線がなだらかです。

より粒子サイズが小さい乳化液を作りたい場合には、
OHRミキサーを通す液体の圧力を高くします。
つまり、OHRミキサーと組み合わせるポンプの吐出圧を
高めると、粒子サイズは小さくなります。

OHRミキサーは、わずか0.04秒という一瞬で乳化させますので、
複数回通すとしても、わずか数秒しかかかりません。
通す回数(パス回数)を増やすと粒子サイズがやや小さくなるケースと、
そうならないケースとがあり、対象の液体の性質次第です。

まずはテストでご確認ください

対象の液体の流量と粘度にマッチした、「OHRミキサーの型式」と「ポンプ性能」をお伝え致します

グラフOHRミキサーを使った乳化ラインは、極めてシンプルです。
フロー図は、右図のとおりです。
ご要望に応じて【連続処理】もできますし【バッチ処理】も
できます。
処理量は、毎分10L/minから、最大15,000L/minまで、
【OHRミキサー1本】と【ポンプ1台】という組み合わせで
対応します。

以下の情報があれば、マッチするOHRミキサーの型式を
選定できます。
 1)水と油の流量:〔  〕L/min
 2)対象流体の比重と粘度:比重〔  〕、粘度〔  〕cP(mPa・s)
 3)テストに使えるポンプを所有している場合には、その性能:
   〔  〕L/min × 〔  〕MPa
 4)特記事項/腐蝕性の流体かどうか、など

なお、生成した乳化液をすぐに使うのであれば、乳化剤を
添加しないで済みます。乳化剤を添加しない場合、油と水との
境界相が変質しないので、OHRミキサーを通った直後の乳化状態
が時間経過とともに崩れて分離し始めますが、分離する前に連続的に
使ってしまえば、乳化剤無添加でも問題ありません。

当社では積極的にお貸出しをしております。
電話で諸条件を伺った上で、適合するOHRミキサーをお貸出し致しますので、貴社側で適当な性能のポンプと組み合わせれば
テストしていただけます。
どうぞ充分に、性能を確認・評価なさってください。

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